30歳になった頃から、私は婚活を始めました。
マッチングアプリを使い、婚活パーティーにも何度も参加しました。それでもなかなかうまくいかず、33歳頃には心身ともに疲れてしまい、約3か月婚活をすべて休みまして。
その後また婚活を始め、オンラインで活動するnaco-doに約1年間在籍。37歳になってからツヴァイへ入会し、そこで現在の夫と出会い、38歳頃に結婚しました。
こうして書くと、最後はきれいにまとまったように見えるかもしれません。
でも実際は、そんなスムーズな婚活ではありませんでした。
うまくいかないたびに自分に自信がなくなり、「私は結婚できないのかもしれない」と思ったこともあります。休んだり、また始めたり、婚活方法を変えたり。かなり遠回りしました。
この記事では、そんな私の30代の婚活を順番に振り返ります。
今、婚活がうまくいかなくて「自分に何か問題があるのかな」と感じている方にこそ、読んでもらえたらと思っています。
- 1 私の30代の婚活を振り返ると、こんな流れでした
- 2 30歳。まずはマッチングアプリと婚活パーティーから始めました
- 3 婚活パーティーにも、毎週のように参加していました
- 4 33歳頃、とうとう婚活を続けられなくなりました
- 5 婚活を休んで、「結婚だけが幸せではない」と初めて考えました
- 6 アプリだけでは難しいと思い、naco-doへ移りました
- 7 37歳、「これでダメなら結婚を諦めよう」とツヴァイへ行きました
- 8 担当者から紹介された「普通の男性」が、今の夫でした
- 9 4つの婚活を経験して、私にはそれぞれ違って見えました
- 10 婚活がうまくいかないからといって、自分まで否定しなくていい
- 11 30代の婚活で私が一番伝えたいこと
私の30代の婚活を振り返ると、こんな流れでした
最初に、私の婚活歴を簡単にまとめます。
| 年齢・時期 | 婚活の状況 |
|---|---|
| 30歳 | マッチングアプリ、婚活パーティーで婚活開始 |
| 33歳頃 | 心身が消耗し、約3か月婚活を休止 |
| 33〜36歳頃 | 婚活再開。アプリ・パーティー、その後naco-doへ |
| 33〜36歳頃 | naco-doで約1年間活動 |
| 37歳8月 | ツヴァイの無料相談へ行き、入会 |
| 入会約1か月半後 | 担当者から現在の夫を紹介される |
| 入会約2か月後 | 現在の夫と初対面 |
| 37〜38歳頃 | 交際開始から約3か月半で両親紹介・成婚退会へ |
| 38歳頃 | 結婚 |
30歳から始めているので、決して短い婚活ではありません。
その間ずっと同じ婚活方法を続けていたわけでもなく、「これではうまくいかないかもしれない」と感じるたびに、少しずつ活動の場所を変えてきました。
今振り返ると、私にとって大きかったのは、もっと頑張ったことではなく、自分に合わない婚活方法にずっと居続けなかったことだったと思っています。
婚活がうまくいかないとき、変えた方がいいのは自分自身ではなく、婚活する場所や方法なのかもしれません。
30歳。まずはマッチングアプリと婚活パーティーから始めました
私が最初に使ったのは、ペアーズ、マリッシュ、ユーブライド、Omiaiなどのマッチングアプリです。
実際に会った男性は、記憶では全部で17人ほど。
アプリなら自分の好きな時間に相手を探せますし、最初の頃は「ここから誰かと出会えるかもしれない」という期待もありました。
ただ、私はもともと男性との会話が得意ではありません。
メッセージでも相手が答えやすいよう質問を送っていたのですが、返事がそっけないと、その先をどう続ければいいのか分からなくなる。自分から積極的にどんどん会話を広げることができず、そのまま自然消滅してしまうこともありました。
実際に会えても、数回で終わることがあります。私が会った範囲では、結婚よりも恋愛を求めているように感じる男性もいて、「私は結婚相手を探したいのに、なかなか同じ方向を向いている人に会えないな」と感じることもありました。
もちろん、マッチングアプリで結婚する人も増えています。だから、アプリそのものが悪いとは今でも思っていません。
ただ、自分から会話を作り、自分で相手を見極め、自分で関係を前へ進めていく婚活は、私にはかなりエネルギーが必要だったんですよね。

婚活パーティーにも、毎週のように参加していました
アプリと並行して、婚活パーティーにも参加しました。
最初の頃は女性が無料で参加できるものもあり、婚活を休んでいた時期を除けば、かなり頻繁に通っていました。
私がよく参加していたのは、男性が順番に入れ替わり、1人につき1〜3分ほど話すタイプのパーティーです。
「休日は何をしていますか?」
「趣味は何ですか?」
「お仕事は?」
そんな話を何人もの男性と繰り返します。
カップリングしたことも何度もあり、最初の頃は成立すると「天にも昇る気持ち」というくらいうれしかったんです。その後にお茶へ行き、連絡先を交換して、実際に交際まで進んだ男性もいました。
それでも長くは続きませんでした。
男性と2人きりでデートになると緊張してしまい、うまく話せない。婚活パーティーから交際まで進んだ男性と那須高原へドライブしたこともあります。とてもスマートで素敵な男性だと感じていたのに、私は緊張してしまい、会話がうまくできませんでした。
関係が続かなかった本当の理由は分かりません。でも当時の私は、「もっと上手に話せれば違ったのかな」と考えていました。
今なら、会話が苦手だからダメだった、と考えなかったかもしれません。
本当に相性が合う人なら、頑張って話題を作らなくても会話は続くことがある。
それを私が知るのは、もっとずっと後のことでした。

33歳頃、とうとう婚活を続けられなくなりました
婚活を始めて3年ほど経った頃、いろいろなことが重なりました。
「いいね」が思うようにもらえない。やり取りが続かない。実際に会えても3回ほどでフェードアウトされたり、LINEをブロックされたりする。
喫茶店で男性を待っている最中に、「やっぱり会うのはやめよう」と突然メッセージで断られたこともありました。
その理由は分かりません。
ただ当時の私は、どこかで相手が私を見て、「この人なら会わなくてもいい」と思ったのではないか、と考えてしまいました。
こういうことが一つだけなら、「今回は縁がなかった」で済んだのかもしれません。でも、婚活では小さな失敗や落胆が何度も重なります。
そのうち私は、婚活がうまくいかないことと、自分自身の価値を結びつけるようになっていました。
アプリを開くことさえできなくなり、食欲が落ちて体重も約3kg減りました。眠れなかったり、朝早く目が覚めたり、仕事への気力まで落ちてきて、「このままでは仕事にも影響する」と感じるようになりました。
私はこの頃の状態を、自分では「婚活うつのような状態だった」と思います。
そこで、婚活を全部やめました。
期間は約3か月です。
あのとき婚活を休んだことを、今の私は「逃げた」とは思っていません。続けることより、自分を守ることの方が大切な時期もあります。

婚活を休んで、「結婚だけが幸せではない」と初めて考えました
婚活をやめた直後は、正直ほっとしました。
もうアプリを開かなくていい。誰かから選ばれるかどうかを気にしなくていい。それだけで少し楽になったんです。
一方で、1か月ほどすると、今度は婚活していないことに焦りも感じるようになりました。
休んでいる間には、「結婚だけが幸せではない」という生き方もあるのだと考えるようになりました。
ペットを飼ったり、趣味を見つけたりしながら、一人でも自立して人生を楽しむ。
それでもいいんじゃないか。
そう考えられるようになったことで、逆に少しだけ婚活から力が抜けた気がします。
「絶対に結婚しなければ」と自分を追い詰めながら婚活するのではなく、結婚できなくても人生が終わるわけではない。そのうえでもう一度だけやってみよう。
そんな気持ちで婚活を再開しました。
私は今でも、これはすごく大事だったと思っています。
婚活は、必死になればなるほど相手の反応一つで自分の価値まで揺れてしまうことがあります。
でも、選ばれなかったからといって、自分の価値が下がるわけではないんですよね。
当時の私は、そのことでかなり傷ついていました。
アプリだけでは難しいと思い、naco-doへ移りました
婚活を再開したあともアプリや婚活パーティーは利用しましたが、次第に私は「結婚したい人と出会うなら、結婚相談所の方が自分には合っているのではないか」と考えるようになりました。
そこで利用したのがnaco-doです。
約1年間在籍し、実際に会った男性は約6人だったと記憶しています。
私がアプリで会った男性と比べると、naco-doで会った男性は結婚を意識して活動していると感じました。
趣味の音楽が合う男性と出会ったこともあります。
好きなアーティストや曲について話していると、普段は口下手な私でも自然に話が弾み、「自分が本当に好きなことなら、こんなに話せるんだ」と感じました。
これは私にとって大きな気づきでした。
ただ、私の活動では県外の男性との出会いが多く、実際に会うための移動を負担に感じることもありました。
また、私は婚活について、
「何を話したらいいんだろう」
「こういうとき、どうしたらいいんだろう」
と誰かに具体的に相談したいタイプだったのだと思います。
naco-doでもサポートはありましたが、私はオンラインより、実際に人と会って話す方が本音を伝えやすいと感じました。
オンラインで自分のペースで進めたい人には合うと思いますし、私にはもう少し対面で相談できる環境が必要だった。
長い婚活をして、やっと「サービスの良し悪しより、自分との相性を見ることが大事なんだ」と考えるようになりました。

37歳、「これでダメなら結婚を諦めよう」とツヴァイへ行きました
37歳の夏。
私は東京大神宮へ一人で参拝しました。
あまり信心深い方ではないのですが、この頃は本当に「運命の人に出会いたい」と思っていました。
参拝したあと、少し気持ちが前向きになり、その翌週にツヴァイの無料相談へ行きました。
店舗へ入る直前は、かなり緊張していました。
私の中では結婚相談所は「最後の砦」。
「ここでダメなら、もう結婚は諦めよう」
それくらいの気持ちでした。
でも、実際に担当者と話してみると、私の話をしっかり聞いてくれました。
入会してからは週1回ほど店舗へ行っていた時期もあり、プロフィールの書き方や写真について相談したり、ときには世間話をしたり。自分一人で婚活していた頃とは、かなり違いました。
私は、自分で相手を探したい気持ちもあります。でも、全部を一人で抱えるのは苦手です。
ツヴァイの「自分でも動けるけれど、困ったときには担当者に相談できる」という距離感は、私には合っていました。
活動中は、自分から約30件申し込み、実際に会ったのは約13人だったと記憶しています。
最初は年収や容姿も気にしていましたが、担当者と相談しながら条件を少しずつ見直しました。
写真も、実際に会ってみると印象が違うことが多い。年収も二人で働けばいい。
そう考えるようになり、私は住所や価値観、趣味などを見るようになりました。
この頃になってやっと、「条件がいい男性を探す」ことと、「自分と一緒に暮らせる男性を探す」ことは、同じではないと分かってきた気がします。
担当者から紹介された「普通の男性」が、今の夫でした
ツヴァイへ入会して約1か月半後、担当者から一人の男性を紹介されました。
現在の夫です。
最初にプロフィールを見たとき、特別に強い印象があったわけではありません。
「この人だ」と思ったわけでもないし、運命を感じたわけでもありません。
ただ、担当者からの紹介だったので、「会ってみよう」と思いました。
実際に初めて会ったのは、入会から約2か月後です。
第一印象は、本当に「普通の男性」でした。
ところが話してみると、いつもの私とは少し違いました。
私は初対面の男性と話すとかなり緊張するのですが、夫とは不思議とそれほど緊張しませんでした。私が話すと大きくうなずきながら聞いてくれるので、いつもよりたくさん話すことができました。
1時間のお見合いも、終わったときには「えっ、もう終わり?」と感じたほどです。
帰宅する途中には、
「私を選んでくれたらいいな」
と思っていました。
プロフィールを見た瞬間には何も感じなかったのに、です。
婚活を長くしていた私は、条件を見て相手を選ぶことに慣れていました。でも結婚した相手を「いいな」と思った理由は、条件ではなく、一緒にいて自然に話せたことでした。
その後、相手も仮交際を希望していると担当者から連絡をもらい、交際が始まりました。
一緒にいると時間が短く感じる。
長いデートのあとも、以前のようにどっと疲れない。
次はいつ会えるだろう、と自然に思える。
私にとっては、そういう感覚の方がプロフィールの条件よりずっと大きかったのだと思います。
交際開始から約3か月半で両親への紹介、成婚退会へと進み、その後38歳頃に結婚しました。

4つの婚活を経験して、私にはそれぞれ違って見えました
私が実際に経験した婚活を、今振り返るとこう感じています。
| 婚活方法 | 私が良いと感じたところ | 私に合わなかったところ |
|---|---|---|
| マッチングアプリ | 自分のペースで多くの人を探せる | メッセージや関係を自分で進め続けるのが大変だった |
| 婚活パーティー | すぐに直接会って雰囲気を確認できる | 短時間の会話を何度も繰り返すことに疲れた |
| naco-do | 私が会った範囲では結婚を意識した男性が多いと感じた | 県外への移動や、オンラインで本音を相談することに負担を感じた |
| ツヴァイ | 自分でも探しながら、必要なとき担当者へ直接相談できた | naco-doより費用は高いと感じ、入会時の書類準備も面倒だった |
※オンライン型と店舗型、どちらが自分に合うか迷っている方へ。naco-doとツヴァイを実際に使った私が、違いを比較しています。
これは、あくまで私の場合です。
同じサービスを利用しても、感じ方は人によって違うと思います。
でも、長く婚活したからこそ、今ははっきり思うことがあります。
婚活方法を選ぶときに大切なのは、「一番人気があるのはどれか」より、「自分が続けやすいのはどれか」ではないでしょうか。
私は、自分一人でどんどん進める婚活より、困ったとき誰かに相談できる環境の方が合っていました。
そこに気づくまで、ずいぶん時間がかかりました。
婚活がうまくいかないからといって、自分まで否定しなくていい
30歳で婚活を始めた頃の私は、うまくいかない理由をいつも自分の中に探していました。
もっと美人だったら。
もっと会話が上手だったら。
もっと男性から好かれる女性だったら。
そんなことばかり考えていた時期があります。
でも今振り返ると、私は自分に合わない場所でも「もっと頑張らなきゃ」と踏ん張りすぎていたのだと思います。
もちろん、自分を振り返ることも必要です。私も相手に求める条件を見直しましたし、プロフィールや写真、髪型やメイクも変えました。
でも、それと自分を否定することは違います。
私は今、婚活で一番つらいのは、断られることそのものより、断られるたびに「自分には価値がない」と思い始めてしまうことだと思っています。
婚活は相性を探す場所であって、人間としての価値を採点される場所ではありません。
これは、あの頃の自分にも伝えたいことです。
30代の婚活で私が一番伝えたいこと
私は30歳から婚活を始め、途中で休みながら、いろいろな方法を試しました。
結婚したのは38歳頃です。
だから私は、30代後半だからもう遅いとは思っていません。
ただ、同じ方法を続けて自信ばかり失っているなら、「もっと頑張る」以外の選択肢も考えてほしいと思っています。
休んでもいい。
場所を変えてもいい。
婚活方法そのものを変えてもいい。
私の場合は、それを繰り返した先にツヴァイがあり、そこで夫と出会いました。
遠回りしたからこそ、今は「自分に合う場所で婚活すること」を大事にしてほしいと思っています。
それが、この長かった婚活から私が一番伝えたいことです。
※私が37歳でツヴァイに入り、担当者から夫を紹介されるまでの詳しい体験はこちらにまとめています。














コメントを残す